【職質炎上 #1】「任意」という名の強制。堂々巡りの対話から見えた「法律のバグ」と自己防衛

【職質炎上 #1】「任意」という名の強制。堂々巡りの対話から見えた「法律のバグ」と自己防衛

2020年。おれがYouTubeにアップロードした1本の動画が、数年経った今でも多くのコメントを集め続けています。

深夜の普通に寝ていた時間帯、警察官から受けた職務質問の一部始終を記録したその動画には、現在900件を超える意見が寄せられています。そこには警察官への批判だけでなく、「任意とは一体何なのか?」という、日本社会が抱える構造的な矛盾への怒りが渦巻いていました。

今回から全5回のシリーズを通して、視聴者の皆様から寄せられた鋭いコメントを引用しながら、私たちが日常で直面する「理不尽な同調圧力」の正体、そして「自分の人生の主導権の握り方」について解き明かしていきたいと思います。

なぜ「任意」なのに帰してくれないのか?

動画の中で最も論争の的となったのは、警察官が繰り返す「ご協力をお願いします」という言葉と、それに対するおれの「拒否」の攻防です。

このやり取りに対し、コメント欄では非常に本質を突いた指摘がありました。

@底沼
任意が実質守られていない現状の法律が一番の問題だ。日本語の意味通りに解釈すれば、協力を拒否しても応じてもらえず何度も繰り返し協力を求めるのは強制してるのと同じだ。その無理ある主張を警官が悪びれず間違ってないように話すから納得されなくて当然だ。

@野村益美
職務質問は警察官職務執行法の第2条を根拠にやってるが、強要はできないと定義している。この動画を見ていると任意という概念がない。

@mr.d1509
免許証見せて→断る→なんで?→任意だから→そう言わずに協力して→なんで?任意なんでしょ?→任意ですよ?→だから断るよ→なんか見せられない理由でもあるの?→別にないよ?→じゃあ見せてよ(繰り返し) ホント無駄な口論だわ。任意ってなんだろうね。

黒光り筋太郎
まさにその通りです。法律上「任意」である以上、市民には「断る権利」が明確に保証されています。

しかし、現実の現場ではどうでしょうか。 断れば「やましいことがあるのか?」と疑われ、延々と質問が繰り返されます。これは言葉遊びに過ぎず、実質的には「同意するまで解放しない」という強制と何ら変わりません。

警察官の個人的な性格が問題なのではありません。「任意という建前」を盾にしながら「実質的な強制力」を行使できる、現在のシステム(法律のバグ)そのものが問題なのです。

「やましいことがないなら見せろ」という同調圧力

この動画に対し、一定数「やましいことがないなら、素直に免許証を見せればすぐ終わるのに」という意見も存在します。実際、以下のようなコメントもありました。

@bsktensho1386
確かに寝てる時に起こされて気分悪いかもだけど何もしてないなら素直に見してすぐ寝た方が長々と話して寒いとか睡眠時間減るとかなくなっていいと思うけど。

黒光り筋太郎
確かに、これ以上面倒なことに巻き込まれず、その場を穏便に収める「大人の対応」としては、それが一番賢い選択かもしれません。

しかし、おれがそこで安易に妥協したくない理由は、ただ警察が嫌いだからというだけではありません。過去の記事でも書いた「自分の生き方の根幹」に深く関わっているからです。

世間には、「やましいことがないなら素直に見せればいい」「警察に協力するのが大人の対応だ」という強い同調圧力が存在します。しかし、今回の動画には、その空気に流されないそのスタンスの本質を理解し、共感してくださる心強い声も寄せられました。

@SK-yu5uw
僕も警察大嫌いだから、これくらい強い口調で職質断れる人ほんとに尊敬できる。

@heypoo-qr4zc
主さんはすごいまっすぐな人なんですね。そりゃ今の日本からは出ていきたくなるだろうな・・

社会の同調圧力に屈して「面倒だから素直に従う」ことは、一時的なトラブルを避ける引き換えに、自分の人生の主導権を他人に明け渡すのと同じです。

おれがある時期から決断した、「他人の顔色や価値観に合わせて生きるのをやめる」というスタンス。

それは、自分の時間やプライバシーを、明確な理由も法的義務もない相手にタダで差し出さないという「自己防衛」でもあります。相手が制服を着た警察官であっても、そのスタンスを曲げるつもりはありません。

自分の人生の主導権は、絶対に渡さない

@asdkkejei
警察の任意という名の強制を許してはならない。毅然と正当な権利を主張して無視するに限る。

黒光り筋太郎
面倒なことには関わらず、愛想笑いでやり過ごす。それが日本社会における「大人な対応」とされています。

しかし、その場しのぎの妥協を繰り返すうちに、私たちは少しずつ「自分の人生の主導権」を他人に明け渡してしまいます。深夜の職務質問での免許証の提示は、そのほんの小さな一歩に過ぎません。

「任意」であるならば、断る。 その正当な権利を行使しただけで「不審者」として扱われる社会の空気に対して、おれはこれからも堂々と異を唱え続けたいと思います。

次回(第2回)は、動画の中で見られた「名乗らない警察官」と「堂々巡りの対話」から、権力と礼儀の境界線について深く考察します。

この問題について、あなたはどう感じますか? 「任意」という言葉の矛盾や、日々の生活で感じる理不尽な同調圧力について、ぜひYouTube動画のコメント欄にあなたの率直な意見をぶつけてください。すべての声が、この社会問題を考えるための大切なピースになります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

次の記事:【職質炎上 #2】名乗らない警察官と繰り返される質問。権力と礼儀の境界線を考える

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この記事を書いた人

黒光り筋太郎

#FIRE達成者 #夢を形にした人 #4万人をつなげた人

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