なぜ若者が投票しても、政治は変わりにくいのか

なぜ若者が投票しても、政治は変わりにくいのか

現状の人口構成では、その一票によって制度が変わる可能性は極めて低い。
だから、投票よりも制度そのものを議論する方に時間を使いたい。

「若者は選挙へ行こう」と言うけど

選挙が近づくたびに、

必ず聞く言葉があります。

「若者も投票へ行こう」

もちろん、

政治に参加すること自体は大切。

でも、おれは昔から疑問を感じていました。

本当に、若者の投票率だけで政治は変わるのでしょうか。

今日は感情ではなく、

データを見ながら考えてみます。

若者が投票しても変わりにくい理由

ご存知の通り、

日本は少子高齢化が進んでいます。

2030年の人口推計では、

65歳以上がおよそ37%

一方、

20代は約11%、

30代は約12%です。

つまり、

若い世代が全員投票したとしても、

人口構成そのものに大きな差があります。

だからこそ、

票が多い世代の声が重視されやすい

これは善悪ではなく、

選挙制度の構造です。

「投票へ行けば変わる」は本当なのか

もちろん、

若者の投票率が上がれば、

若者向け政策が増える可能性はあります。

でも、

それだけで社会が大きく変わる、

というほど単純ではないと思っています。

人口構成そのものが変わらない限り、

政治家が票の多い世代を重視するのは、

ある意味当然だからです。

だからおれは、

「若者は投票へ行けば全部解決する」

という意見には違和感があります。

おれなら、こう変えたい

もし制度を見直せるなら、

最初に考えたいのは

ネット投票

スマホで本人確認を行い、

投票できる仕組みがあれば、

投票率は今より上がるかもしれません。

さらに、

候補者の政策や、

過去に何を実現したのかを、

動画やSNSなど、

若い世代が普段使うメディアで、

もっと分かりやすく比較できるようにしてほしい。

選挙カーが本当に苦手です

子どもの頃から不思議でした。

あれだけ爆音で、ほぼ名前だけを連呼して、

本当に投票先を決める人はいるんだろうか。

今でも、その疑問は変わりません。

  • 昼間に寝ている人
  • 夜勤明けの人
  • 在宅勤務中の人
  • 赤ちゃんを寝かしつけている人

そういう人たちがいることは、

当然、候補者は知っているはずです。

それでも続いている。

つまり、

多少迷惑をかけても、その方が票になる。

そう判断しているのでしょう。

もし、

SNSや動画の方が票になるなら、

今ごろ選挙カーは減っているはずです。

結局、

選挙活動の方法ですら、

票を持っている世代に最適化されている。

そう考えると、

若者向けの情報発信が少ない理由も、

少し見えてくる気がします。

「投票しないなら文句を言うな」と言われるけれど

おれは一度も投票へ行ったことがありません。

すると、

必ずこう言われます。

「投票しないなら政治に文句を言うな。」

うーん、

「投票するしない」と、

「制度について意見を持つ」ことは、

別の話ですよね?

おれ自身は、

今の制度では、

若い世代の一票だけで大きく変わるとは考えていません。

だから、

一票を投じることよりも、

制度そのものについて考える、あるいは議論をする時間に価値を感じています。

日本にとって価値があること

この記事は、

「投票へ行くな」

と言いたいわけではありません。

伝えたいのは、

「若者が投票へ行けば全部変わる」という単純な話ではないということです。

まずは、

今の仕組みを知ること。

その上で、

どうすればもっと多くの世代の声が政治に反映されるのかを考える。

その議論が増えることの方が、

日本にとって価値があると思っています。

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この記事を書いた人

黒光り筋太郎

「本当にそうなの?」が口癖の人

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