
店員さんから
「他のお客様のご迷惑になりますので…」
と言われることがあります。
この言葉を聞くたび、おれは毎回同じことを思います。
その他のお客様って、誰ですか?
誰が迷惑だと言ったの?
本当に他のお客様が迷惑だと言ったのでしょうか。
それとも、お店側がそう判断しただけなのでしょうか。
この2つは大きく違います。
主語を大きくする言い方
日本では、
- みんなそうしてます
- 常識です
- 他のお客様が
という主語を大きくする言い方が本当に多い。
こう言われると、人は反論しづらくなります。
迷惑だと感じる人もいれば、気にならない人もいる
おれ自身は、電車で誰かが電話していても全く気になりません。
むしろ日本の公共交通機関は静かすぎるくらいだと思っています。
もちろん人によって感じ方は違います。
だからこそ、
「全員が迷惑だと思っている」
と決めつける言い方には違和感があります。
理由を説明しないルール
例えばレストランで
「他のお客様のご迷惑になりますので、持ち込み飲食はご遠慮ください」
と書かれていることがあります。
それを見て、おれはいつもこう思うんです。
「それはどうして?」この一言が抜けている。乳児や菜食主義、宗教上の理由でお店のメニューが食べられないケースもあります。
例えば
- 売上の問題
- 食中毒が起きた時の責任
そう書いてくれれば納得できます。
「他のお客様のご迷惑になりますので」
という一文だけでは、本当の理由が分からない。
禁止ではなく理由を書く
例えば、商品に
「燃やせません」
この表示があったとします。
でも実際は、燃やせないのではない。
燃やすと有害物質が発生するから、燃やさないでください。
この方がずっと分かりやすい。
本当に守る価値のあるルール
「他のお客様のご迷惑になりますので」
この一文を書けば、多くの人は納得してくれる。
便利な言葉です。
でも、おれは納得しません。
「どうして?」
この一言に答えられるルールだけが、本当に守る価値のあるルールだと思っています。


