頸髄損傷事故「信じられない事がおれの身に起こった」首から下が麻痺 雪山からドクターヘリでICU→5日で自主退院

いよいよ動画編集ができるようになってきたので、事故当時の動画をシェアしながら近況報告をしていきます。
I recovered enough to be able to video editing. I’ll report the current situation while sharing the video at the time of the accident.

この動画でに話すこと
・医療体制の改善提案
・前向きに考えることの大切さ
・事故の原因と、ハッキリと覚えている事故の瞬間

身体の自由が奪われた日(頸髄損傷 1日目)

なんでそうなった?
チョッカリMAXハイスピードでコブを飛び、着地に失敗してそのまま15メートルくらいブッ飛んだ。その際、受け身に失敗して人生終了\(^o^)/ありがとうございました。

首から下が動かなくなった
やべー、身体がちょん切れた。会話ができるから、どうやら頭は無事のようだな。けど下半身は動かしたい、セックスができなくなるのはツラい。諦めない!

雪の上で2時間の間、救助を待った
事故現場は雪上車が入ることができず、ヘリも着陸できない場所。徐々に体温が奪われて、身体の震えが止まらなくなる。救助隊員がおれの首にコルセットを装着するために、お気に入りのウェアが切り裂かれた。

やっぱり、そう思ったらそうなるんだ!
あれ、徐々に脚が動くようになってきた!ちなみに、今回の事故で損傷した頚椎は3,4,5,6,7の5箇所(多すぎ)。通常なら、首から下がまったく動かなくなる。

救助ソリ→雪上車→ドクターヘリ
もしもこの日、天候が悪かったらヘリで救助されることはなかった。ちなみに、この事故の翌日には同スキー場で死亡事故が発生(悪天候でヘリが飛ばせなかったらしい)。救急隊員の方々、すみかわのスタッフさん、ありがとう。そして、おれを見つけてくれた友達は命の恩人だ。

医師に声が届かないMRIとの40分一本勝負
病院に到着後、初のMRI検査を受けた。爆音で音がリズミカルに響き渡る!しんど。すげー音なので「ここはクラブっぽいな!今はクラブにいるんだ」と思うことにした。医師に「辛くなったら声を出して」と言われ、声を出したら誰も助けてくれなかったYO\(^o^)/

いよいよICU(集中治療室)へ収容
とにかく身体が痛い。水さえ飲めない。そして手術への恐怖。いよいよ両親が到着「心配させてごめん、絶対に元気になるから信じてて!」おれはハッキリと言った。ベッドの布団が重い、つーか持ち上がらない。そして両腕に何かが触れるだけで激痛が走る、それが誰かの髪の毛でも。

またもや声が届かない地獄の環境
痛み止めの点滴をしてもらうが、薬の効能が切れると発狂してしまうくらいの痛さが一晩中続く。思うように手や腕が動かせない、ナースコールさえどこにあるのか分からないし、そもそも押す力がない。何度も呼んだ、でもおれの力のない声は届かない、ツラみ。

それでも救いになったのは
かわいい看護師さんがいたので、何度も呼んだ。何度か声を出して、来てくれると、嬉しかった。早く、おれのポコチンを拭いてくれないかな。それが楽しみだった。

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