
2020年の職質動画に寄せられた1,000件のコメント。その中には、警察官を無条件に擁護し、こちらを道徳的に非難する「お涙頂戴」のような意見も目立ちました。
不審者っぽくして職務質問するように仕向けて動画を撮るYouTuber😢 治安を守るため深夜まで仕事している警察官に対してとっても偉そうですね~😅
真面目に職務に励む警察官を、テメェの趣味や都合でからかうな!寒い深夜に車中で寝てりゃ不審に思われるのは当たり前だろが!さっさと協力しろや。
彼らは「治安を守るために、深夜に寒い中で頑張っているのだから協力すべきだ」と主張しています。
真面目に頑張っていれば、法的根拠なく他人の時間を奪っても許されるのでしょうか。非効率な労働を無条件に賞賛してしまう、日本特有のバグです
プロセスを評価する悪癖
ここで評価すべきは、努力ではなく成果と適法性です。警察官が寒空の下で頑張っているかどうかは、議論の本質とは全く関係がありません。
しかし、コメント欄の彼らは次のような思考停止に陥っています。
- 結果や法的根拠ではなく頑張っている姿(プロセス)を評価する
- 非効率な労働を「ご苦労様」の一言で美化してしまう
法的根拠もなく、1人の市民を深夜に起こし、3人がかりで非効率な押し問答を続ける。これは「真面目な職務」ではなく、単なるリソースの無駄遣いです。
思考停止が生むシステムの腐敗
「頑張っている人を批判してはいけない」という空気。一見すると優しさに思えますが、実はこれこそがシステムを腐敗させる最大の原因です。
権力側の非効率な業務を「努力」という言葉で正当化してしまえば、改善される理由はなくなります
成果ではなくプロセスを尊ぶ。この感情論が、日本のあらゆるシステムのアップデートを妨げています。
努力ではなく結果で評価されるべきです。人も同じですよね?
次回は、「警察の時間を奪うな」と怒る人々が放つ、ブーメランについて紐解いていきます。



