
東日本大震災で、おれが本当に困ったこと
震災は、
忘れた頃に来る。
いや、
正しく言えば、
忘れるから備えなくなる。
以前の記事では、
そんな話を書きました。
今回は、
実際に東日本大震災を経験したおれが、
「あの時、本当に困ったこと」
を書こうと思います。
断水で一番困ったのは、お手洗い
多くの人は、
「飲み水」
を思い浮かべると思います。
もちろん水は大切です。
でも、
実際に最初に困ったのは、
トイレでした。
水が出ない。
流せない。
飲み水は買えても、
トイレはどうにもならない。
これが一番つらかった。
簡易トイレは、備えておく価値があります
おれは以前、
自然の多い場所で生活していたことがあり、
最悪の場合は屋外で済ませることも覚悟できるタイプです。
でも、
一般的な住宅街やマンションでは絶対にそうはいきません。
衛生面や臭いの問題は、
想像以上に人の心を削ります。
だからこそ、簡易トイレは備えておく価値があります。
普段食べているものが、そのまま備蓄になる
よく防災コーナーを見ると、
乾パンや非常食が並んでいます。
でも、
おれは買いません。
普段から、
- ミックスナッツ
- ドライフルーツ
- はちみつ
- 煎り豆
- サバ缶
- 梅干し
こういうものを大量に置いています。
理由は単純。
普段も食べるから。
賞味期限を気にする必要もありません。
食べたら、
また買い足すだけ。
いわゆる
ローリングストック
という考え方です。
防災のためだけに買うより、
ずっと続けやすいと思っています。
真夏の震災という、もう1つの命の危機
東日本大震災は3月でした。
あの時は寒さとの戦いでしたが、
「真夏の震災」は、
熱中症という全く別の命の危機と隣り合わせです。
停電になれば、
エアコンも扇風機も使えません。
その過酷さは想像を絶します。
だからこそ、
先ほど挙げた「梅干し」のような塩分補給できるものが、
真夏には命綱になります。
水だけでなく、
こうした塩分やミネラルを普段から多めに置いておくことが、
夏の防災には欠かせません。
モバイルバッテリーにも落とし穴がある
停電すると、
スマホは情報収集にも、
連絡にも、
ライトにも使えます。
だから、
予備の電源は重要。
ただ、
「久しぶりに取り出したら、モバイルバッテリーの充電が空だった」
ということも少なくありません。
だからこそ、
普段からモバイルバッテリーを持ち歩く習慣をつけるか、
停電時でもコンビニ等で調達しやすい
「乾電池式のスマホ充電器」
を1つ持っておくと安心です。
防災グッズを買うより、生活を少し変える
おれは、
「防災セット」
を買っていません。
でも、
水は常にあります。
食べ物もあります。
それは、
防災のためではなく、
普段使っているからです。
結果として、
それが備蓄にもなっている。
このくらいが、
続けやすい。
何を買うか、よりも重要なこと
震災を経験すると、
「何を買うか」
より、
「普段どう暮らすか」
の方が大切なんだと気付きます。
特別な防災グッズを押し入れにしまうより、
普段から食べているものを少し多めに置いておく。
スマホの充電を気にする生活をする。
そんな小さな習慣の方が、
いざという時には役立つ気がしています。
そして最後に1つ。
防災用品って、
「使わなかったら損」じゃないんです。
使わないまま一生終わるなら、
それが一番幸せなんだと思います。
▶︎ 震災は忘れた頃に来る。いや、忘れるから備えなくなる(災害への心構えについて書いた記事です)



