
「除菌」は本当に必要なのか?
もう10年以上、ファブリーズを使っていません。
理由は簡単。
臭いを消しているのではなく、上から香りを重ねて誤魔化しているように感じたから。
当時は成分なんて知りませんでした。
ただ、あの感覚がどうしても気持ち悪かった。
その後、成分を調べるようになって、「やっぱり使わなくて良かった」と思うようになったんです。
成分を見るようになった理由
食べ物の原材料を見る人は多いと思います。
でも、毎日吸い込むものや肌に触れるものまで気にする人は、それほど多くありません。
おれ自身、無添加やシンプルな生活を意識するようになってからは、
- 食品
- オーラルケア用品
- シャンプー
- 洗剤
など、生活の中で毎日使うものほど成分を見るようになりました。
第四級アンモニウム塩(Quat)とは?
除菌製品の一部には、「第四級アンモニウム塩」と呼ばれる成分が使われています。
これは医療現場などでも利用される消毒成分で、細菌やウイルスの膜を壊す作用があります。
一方で、
- 細胞への刺激性
- 皮膚への刺激
- 呼吸器への影響
- 動物実験での生殖・発生への影響
などが報告されている研究もあります。
もちろん、これは通常使用ですぐ健康被害が起きるという意味ではありません。
毎日使うものほど慎重に選ぶ
だから現在は、
- 柔軟剤
- 消臭スプレー
- 除菌スプレー
は使っていません。
洗剤も基本的には使わず、水洗いや用途に応じたシンプルな方法で済ませています。
「無菌」ではなく「シンプルな生活」
おれの部屋には、
柔軟剤も、
消臭剤も、
除菌スプレーもありません。
でも、不思議と困ったことは一度もありませんでした。
論文・参考文献
第四級アンモニウム塩については、生殖・発生毒性や呼吸器への影響などを懸念する研究が報告されている一方、通常使用でのヒトへの影響については、まだ十分なデータがあるとは言えません。
Bobic L, et al. Reproductive & developmental toxicity of quaternary ammonium compounds. Biology of Reproduction, 2024.(第四級アンモニウム塩に関する近年のレビュー。生殖・発生への影響に関する研究を整理)
Pellizzari ED, et al. Systematic assessment of quaternary ammonium compounds for the potential to elicit developmental and reproductive effects. Birth Defects Research, 2021.(既存研究と毒性試験を体系的に評価したレビュー)
Quaternary Ammonium Compound Toxicity. StatPearls / NCBI Bookshelf(第四級アンモニウム塩の用途と、高濃度曝露時の毒性・近年の懸念を整理した総説)



