震災後、初の日記となりますが、皆さまは無事でしょうか。
ご家族、ご親族の方々は無事でしたでしょうか。
皆さまのご無事を祈念しております。
また、多方面から安否確認のご連絡をいただきました。
ご心配いただいた皆様、本当にありがとうございます。
私の実家は、海まで歩いて10分程度の立地に関わらず、奇跡的に家族は祖母を除いて無事でした。
大切な存在のふぁいん(愛犬)も無事だったことが不幸中の幸いです。
◆実家は流され、思い出が詰まった宝物を失いました
年末に引っ越しをしたばかりだったので、多くの楽器や、大きい荷物となる物は、ほぼ物置化していた実家に置いていたのです。
ギター7本、ベース4本、シンセ3台、サブのパソコン、バックアップHDD多数、CDや大量のレコード、洋服多数、多くの書籍、その他大切にしていた物を失いました。
その中には初めて飼った犬の形見や遺骨などもあります。
◆だけど、お金を出せば買える物もある
楽器は、当然買って取り戻すことができますが、特にギターには、それぞれ名前をつけていたほど愛着がありました。
また、マニュアルに穴が空くほど研究しまくった初めて買ったシンセなど楽器それぞれに対しても、特別な感情があります。
ですが、とても思い出が詰まった宝物は返ってきません。
これが現実です。
唯一、自宅に置いていた88鍵のピアノも打ち所が悪く、潰れてしまいました。
思い出がたくさん詰まっていたので、売らずに保管しておいた楽器が半分を占めますが、ハッキリ言って相当な被害です。
◆ふぁいんの家族も津波に飲まれてしまいました
先日から何度か写真を掲載していたので、覚えていらっしゃる方もいるかと思いますが、末期の乳癌で心配していた、ふぁいんのお母さん(あすか)や兄弟(きんちゃん)も親子揃って、津波に飲まれてしまいました。
飼い主が泣きながらお墓を作ったというので、早速手を合わせてきました。
実はここを訪れる数時間前(ちょうど明け方頃)に、あすかときんちゃんは夢に出てきました。
親子共々、とても苦しそうにうずくまっていたんです。
とても悔しくて、涙が溢れてしまいました。
◆今回たくさんの人に助けてもらいました
街中で炊き出しをしていただいた、ミアアンジェラの皆さん、仙台っ子ラーメンの皆さんや、イーズバー、ジョニーズダイナーの方々。
そして電気や水、そして大切な食事を用意してくれた友達や先輩。
最後に自衛隊の方々や、ボランティアの方々、遠方でお祈りしてくれている人たち。
その中に「助け合い」の精神を深く感じて、不幸の中でも笑顔でいられて幸せを感じさえします。
本当に感謝してます。
◆最後に、祖母が行方不明です
昨日まで地元におり、2日かけて実家周辺を丹念に捜索しましたが、実家のものは、お風呂、トイレ、流し台といった比較的大きいものが見つかり、それ以外は、手掛かりとなるものは見つかりませんでした。
重機がないとバラすことができないだろう倒れた大木に巻きついた瓦礫、そこに人間も巻き込まれていることがあるそうですが、私の力ではビクともしません。自衛隊の方々の力でなんとか見つけていただきたいです。
未だに実家の近辺には今回の災害で出来た、大きい水たまり(ほとんど池)が残っており「絶対に見つけてやる!」という気持ちで、泥まみれになりながら探しましたが、侵入すると泥で足が抜けなくなってしまい、力の無さを痛感させられました。
また、私の父と母は広範囲に渡り、避難所を回っておりますが、未だ見つかりません。
もしも消息をご存知の方いらっしゃいましたら、お知らせください。
川村とし(90歳)
http://japan.person-finder.appspot.com/view?id=japan.person-finder.appspot.com%2Fperson.4929703
よろしくお願いいたします。




